MONCHI’s diary

奄美のことをこよなく語る!!!

あの日飲んだ酒の量を僕は知らない。をよろしくお願いいたします

母の里帰りにより奄美の県立病院で生まれ、関西に移り住み、5歳の頃から夏休みになるとチャイルドプレーン(今は名称が変わってるかも)で1人で飛行機に乗り奄美大島に送られて、夏の間は祖父母と約3週間を過ごしていたあの日々から約35年。

 

僕は奄美では無事故、ハブにも噛まれたことなければ、ケガもしたことがありませんでした。

 

しかし、そんな僕は2年前初めて大事故に至り、下手すると死ぬ!なんてドキュメントを体験いたしました。

 

しかし、理由もわからず、原因も不明。いまだに奄美7不思議の一つに認定されております。

 

今日はそんなお話。

 

1人、宿にこもり海の唄を聞きながら僕はBBQをすることに決めていた。

なぜなら小さいことからの夢でもあったし、昨今のキャンプブームにあやかって、

あまりいいことがなかった日々にさよならをつげるべく楽しもうと思ったのだ。

 

f:id:MONCHI:20201028164715j:plain

肉、ソーセージ、魚、野菜、酒を買い込んで、さ~火を起こそうとした時である。

 

f:id:MONCHI:20201028171425j:plain

一台のキャンピングカーがガジュマルのトンネルを通って表れたのだ。

助手席のサイドウィンドウがゆっくり開き、現れたのは金髪アフロ頭のド派手なおね~ちゃんだった。

f:id:MONCHI:20201027223842j:plain

『すいませ~ん!!ここどこですか~!迷い込んでしまって~』と元気に手を振りながら大声で尋ねてきた。

 

ぼくは近くまでかけより状況を聞いた。

どうやら夫と小さな男の子と三人で奄美にキャンピングカーを借りて一週間旅行していて行きあたりばったりでフラフラとしているらしい。

 

と、運転席から体のでかいこれまたアフロの男性が降りてきた。

 

f:id:MONCHI:20201027223658j:plain『こんちわ~』

 

見た目とは違ってとても気さくな方だった。

 

『え~!!ちっと待って~!!お兄さん、ここ宿なんですか~。今から泊まれます?』

 

と、アフロの夫婦と坊主頭の男の子が僕のパーティーに加わった。

 

いざ、魔王を倒しに!!!!と、僕の感傷に浸るはずだった夜は静かに終わった。

 

『はい~!!部屋空いてるのでかまいませんよ!よかったら1人でBBQの予定だったので一緒にしませんか???』ととりあえず本音と建て前で答えてみた。

 

しかし、アフロ夫婦に本音と建て前は通じず、、、、『やった~!!!』とアフロ嫁のハグを受け、屈強なアフロ旦那の強烈な握手を受け、坊主息子のハイタッチを受けた。

 

なかなか破天荒な家族は一瞬で僕のふところに入ってきた。

 

たくさん買った食材と酒はこうなることを予期していたのか!!!

 

僕は得意の調理技術を使い、BBQで肉を焼き、アクアパッツア、焼きおにぎり、ローストビーフなどを振る舞った。

さすがのファンキー夫婦、酒も飲む飲む。

3日分で用意していたワイン3本、ビール6缶、チューハイ10本をことごとく三人で飲んでしまった。

たわいもない話で盛り上がりながら旅の出会いを楽しみ、ふと時計を見るとすでに9時と三時間も経っていた。

 

『僕、明日、ダイビングで朝早いのでそろそろお開きにしますか!!』と声をかけると

 

f:id:MONCHI:20201027223658j:plain


ファンキー旦那が『それでは一緒に片づけますか!!』と提案してきたが、当初の目的である【感傷にひたる】をぼくは実行していないことを思い出し、こう切り出した。

 

『あ、大丈夫ですよ!!ぼくが片づけるのでみなさんはお風呂に入って疲れを癒してください!』と。

 

坊主息子が眠たそうにしていたこともあって、僕の提案をすんなりと受け入れてくれた。

 

僕は静かになった夜のとばりに1人ゆっくりと座り、長い棒でくすぶる火をいじりながら余ったチューハイに口をつけた。

 

本当はさみしかっただけだったのか、アフロ家族との時間は僕の心を軽くしているようだった。感傷にひたりたかった僕の気持ちは意外に軽くなっていることに気が付いた。、

 

1時間ほどそこにいて火を見ながら飲んでいただろうか、時計は10時過ぎを指していた。

さて、そろそろ片づけるとするかと立ち上がり、僕はカンカンに残っている酒を捨てるため宿の前にある道路に捨てに行った。

 

2mほどの道路幅の対面側には防波堤があり、その向こう側4m下には砂浜が広がっていた。僕は道路に出て酒を捨てながら空を見上げた。

 

f:id:MONCHI:20201028164850j:plain

(こんな感じ)

すると、灯りのない地上の上には満点の星空が輝いていた。

f:id:MONCHI:20201027224355j:plain

綺麗だな~

 

 

ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~ざざ~

f:id:MONCHI:20201027224206j:plain

『う、、うるさいな~、、、ん?体が動かない、、、ん?なんだ?』

右頬に冷たい砂を感じながら動かない体の状況をなんとか把握しようと試みた。

 

まったく体が動かないがどうやら波が目の前まで押し寄せる砂浜にどうやら横たわっているようだ。

f:id:MONCHI:20201027224924j:plain???????????

『ん?おかしいな。ぼくはさっき確か星空を見ていたような、、、』

 

と押し寄せる波が倒れてる左手にかかってきた。このままでは波にさらわれる。

と、波につかり出した左手に時計をつけているのが見えた。

 

僕は左手をなんとか手繰り寄せ、時計に目をやった。と同時にその時間に驚愕した。

 

1時f:id:MONCHI:20201027225108p:plain

 

星を見たのが10時半。なんとあれから二時間半たってる。

 

そんな馬鹿な!!!!!

 

時間を飛び越えた?いや、とにかく今はこの迫りくる波を避けて体を助けることだ。

 

僕は左手、右手、左足、右足、頭と少しづつ動かしなんとか起き上がった。

と、同時に左足に猛烈な激痛を覚えた。

しかし、左足を引きずりながらも砂浜から出ることにした。なんとか宿に帰り水を飲んでコトの状況を整理しようとしたが何も思い出せない。

 

f:id:MONCHI:20201027224924j:plain

それだけ振り返っても宿を出たところの道路で星を見上げて思いにふけったことが最後だ。

 

とたんに強烈すぎる眠気が僕を襲った。僕は民宿に入り、ベッドに入った。

 

f:id:MONCHI:20201028172033j:plain

『は!!!!!』朝いちのニワトリの声で目が覚めた。

おれは何を!!!!起き上がろうとした瞬間に強烈すぎる激痛が左足に感じたことと同時に昨夜の記憶が鮮明によみがえった。

 

しかし、空白の2時間半は何一つ覚えていない。

 

と、さらに顔と頭に強烈な痛みが走った。僕は洗面に行き鏡を見て驚愕した。

 

頬、おでこ、右目の上が紫に晴れ上がり、顔が血まみれになっていた。

そして、左足は【像の足?】と思うほどでかくなっていた。

こちらもまたどす黒い紫色に晴れ上がり、曲げようとすると気を失うほどの痛みががした。

 

いったい何が????とその時、そういえばと、アフロ家族の存在を思い出した。

 

僕はアフロ夫婦の部屋を訪ねた。が、しかし、そこにはなんの痕跡もなく、だれもいなかった。

ん?昨日のアフロ家族は夢なのか?僕以外彼らの存在を証明できる人はいない。

 

表にもキャンピングカーの痕跡もない。いったい何が!!

 

と、考えることも続かないくらい激痛が僕を苦しめた。だめだ、もう駄目だ。

これはかなりやばい。そんなことくらいは自分でもわかった。

病院にいこう。

僕は冷凍庫に入れていた酎ハイを2缶タオルで足に巻き付け患部を冷やした。

 

そして、車に乗り込み、痛みでもう聾とする中なんとか片道30分かけて近くの村の小さな総合病院に向かった。病院の駐車場についたことには冷や汗が止まらず、もはや車から出ても歩くことが出来なかった。

 

偶然にも通りかかった宿直明けの看護師さんが僕に気が付き助けてくれた。

 

僕は中に運ばれ全身をCTスキャンし、脳も念のため撮られた。

すると、左足エンゲツバン複雑骨折、脳内にも出血が認められ緊急で大きな総合病院に運ばれることになった。

 

そこからは1か月間、奄美の総合病院に入院し、関西の病院に転院し手術し、仕事に復帰したのは3か月後だった。

 

親は泣くわ、彼女は泣くわで大変だった。

 

足の損傷具合と頭の脳内出血箇所からすると防波堤から大の字でジャンプして、左足から着地しておでこから突っ込んだと考えられるとのこと。

 

普通に落ちただけなら砂浜だからクッションでここまでエンゲツバンは割れないからかなりのジャンプで重さが加わらないと砂浜ではここまで割れないとのこと。。

 

ぼくはそれまで酒はどれだけ飲んでも酔ったこともないし、記憶をなくしたこともない。ましてや勢いで馬鹿したこともない。

だから酒に酔って防波堤からジャンプするなんてまずありえない。

 

じゃあいったい????

 

ぼくは運ばれるドクターヘリの中で考えた。

山Pになった気持ちで頭の中でミスチルHANABIを鳴らしながらも僕は原因を考えた。

 

1、昨夜泊まったアフロ夫婦の坊主息子にちょっかいかけてアフロ旦那にボコられた

 

2、北〇鮮の工作員に拉致されたが、ボコられて捨てられた

 

3、UFOによってアブダクションを受け、人体改造された。

 

4、ケンムンと相撲を取って吹き飛ばされてしまった。

 

どうみてもこれらしか考えられない。医者からはあと少しずれていたら死んでいたか、もしかしたら障害が残ったかもと言われた。

間違いなく、じいちゃんばあちゃんが守ってくれたのだろう。

 

しかし、どれを考えても不可解なのだ。その前にアフロ家族は存在したのか。

 

今もなお解明されない不思議な事件でした。信じるか信じないかはあたた次第